― 子どもの“生きる力”を育てる ―
はじめに
はじめまして。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
私は現在、共働きで子育てに取り組む母親です。
読書好きな娘と日々向き合うなかで、「これからの時代に本当に必要な力とは何か」を真剣に考えるようになりました。
“良い学校・良い成績・良い大学”という一本道ではなく、もっと根源的な「生き抜く力」「自分の頭で考える力」「自分らしく生きる軸」こそが、これからの社会を生きる子どもたちに必要なのではないか――。
当ブログのタイトル「サバイバル子育て」とは、変化が激しい時代に、子どもが自らの力で“しなやかに生き抜く”ための土台を育てたい――そんな思いを込めた名前です。
自然と環境に適応しながら、自分らしく走る力を。
そんな“生きる力”を子どもに届けるための家庭での試行錯誤を記録し、発信していきます。
なぜ、「生きる力」なのか
わたしは、小中高一貫の女子校で育ちました。
「良い学校に入って、良い成績を取って、良い大学へ行く」。そんな道が“正解”だと信じて、目の前の課題を一つひとつこなしてきました。
親や先生の期待に応えることが、自分の価値のように思えていた時期もあります。
そして大学は、世間的には「ちゃんとした」大学へ進学。
自分の努力は実ったし、周囲からも「順調だね」と言われました。
でも──
本当に自分が何をしたいのか、何が好きで何に熱中したいのか、正直よく分かっていませんでした。
「与えられた課題はこなせるけど、自分から夢中で動く力」がなかったんです。
社会に出たとき、夢中になれること、挑戦する力、自分の軸――そうした「内なる力」が育っていなかったのです。
そして今、母となり、子どもの学びを支える立場に立って思うのは、「勉強ができること」よりも、「自分の人生を主体的に歩む力」が何より大切だということ。
だからこそ、家庭の中でこそ育める教育の力を信じて、日々取り組んでいます。
読書は、子どもの生存戦略になる
わが家では、子どもの「知・徳・体」をバランスよく育むことを大切にしています。
- 知:日々の読書習慣や家庭学習で、学びの土台を
- 徳:心を育てる声かけや対話を通じて、思いやりや感謝の気持ちを
- 体:自然体験や外遊びで、心と身体の健やかさを
そして、当ブログの中心にあるのが「読書」です。
読書は、家庭でもっとも手軽にできる、そしてもっとも本質的な学びの手段だと考えています。
読書は、語彙力や思考力を伸ばすだけでなく、他者への想像力、感受性、倫理観など、これからの時代を生き抜くために必要な“非認知能力”の土台を育んでくれます。
情報があふれる現代においては、「正解を知っている」ことよりも、自分で考え、選び取り、行動する力が求められます。
読書は、そうした“自分らしく生きる力”を育ててくれる、家庭教育における大切な「生存戦略」の一つだと信じています。
このブログで発信していくこと
このブログでは、以下のようなテーマで発信していきます。
- 小学校受験を通じて感じた「教育の本質」
- 家庭でできる“知・徳・体”のバランス教育
- 子どもの自信・やる気・思いやりを育てる習慣
- 共働きでも無理なく取り入れられる工夫
- 読書習慣づくりや、おすすめの本紹介
- わが家の試行錯誤の記録と小さな成功体験
わたしは教育の専門家ではありませんが、親としての“等身大の実践”を発信することで、少しでもヒントになれば嬉しいです。
最後に
変化の激しい時代においても、自分の人生を自分で選び取る力は、どんな時代にも必要とされる「生存戦略」だと考えています。
その第一歩として、家庭でできること、本との出会いがもたらす力を信じて、歩んでいきたいと思っています。
このブログが、同じように子どもの未来を願う保護者の方々にとって、少しでも役立つ場所になると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。